回顧録 喘息発作に苦しんでいた長男に、僕は偽薬効果で対応した。 長男の幹は小さい頃、身体が弱かった。 僕の地元では、男の子は小さい頃は弱いものだというのが当たり前という風潮があって、風邪を引いたり、お腹を痛くしたりすると、「男の子だから仕方ないね」という言葉をかけられたりするんだ。 幹もその通り... 2019.05.25 回顧録父子家庭
回顧録 母親がいないという理由だけで、子供らを可哀相なんて言わないで欲しい。 楽しい父子生活が過ぎていく。 父子家庭になって1年も経てば、周りからの僕が独り身(子供らはいるけど)だということが、周囲に周知されてくる。 定時になると、残業もせずに子供を幼稚園に迎えに行く。 前にも書いた通り、長男の幹を通わせている... 2019.05.22 回顧録父子家庭
回顧録 別れたことは、子供らにとって悪い選択じゃなかったのかも知れない。 僕は学校での長女の様子が気になっていた。 父子家庭になっても子供らの様子はそれほど変わらなかった。相変わらず僕の前では「母親」のことは話題にしない桜と幹だったけど、学校での様子が気になった。 櫻の通う小学校には、学期ごとに希望者のみ... 2019.05.14 回顧録父子家庭
回顧録 子供らを怒ってますか、それとも叱ってますか。 子供らを絶対に怒らないことを、父子家庭になって僕は決意した。 父子家庭になって気を付けたことがある。 子供らを叱ることがあっても、決して怒らないこと。 父子家庭になった頃の僕は比較的温和な性格になっていた。 若い頃は「超」が付く... 2019.05.07 回顧録父子家庭
回顧録 子供の変な癖って、気になってしまうことってあるよね。 長男の幹の変な癖。彼は何がしたいのだろう。 なくて七癖という言葉もあるが、皆さんもお子さんにも変な癖をもった子がいらっしゃるんではないだろうか。 僕の息子の幹も、ちょっと変わった癖がある。 危なっかしいので、しないように注意していたけ... 2019.04.27 回顧録父子家庭
回顧録 遊びに行った公園で、娘は寂しい思いをしてしまったのだろうか。 僕ら親子の日曜日のお出掛けの定番は、近くの公園だった。 晴れた日曜日には、僕は桜と幹をつれて公園に行くことが多かった。 僕の地元はど田舎だったから、遊園地のように子供らを遊ばせる遊戯施設はなくて、子供らと遊びに行くときは公園とか、河原と... 2019.04.25 回顧録父子家庭
回顧録 子供らに甘えてしまっていた自分に気付いた、父子家庭半年目の夜。 自分が母親の代わりを務めなきゃいけないと思い込んでいた娘。 父子家庭になって半年ほど経って、仕事中は迷惑になるから急用がない限りは電話を控えている長女の桜だけど、就業時間になるとほぼ毎日会社に電話が掛けてくるようになった。 職場の同僚ら... 2019.04.23 回顧録父子家庭
回顧録 幼稚園に持たせるお弁当作りには、少しだけ苦労しちゃったよ。 僕は長男から僕が作るお弁当に対し、クレームを受けてしまった。 子供らの通っていた幼稚園は、火曜日と水曜日と金曜日の週に3日は、お弁当の日となっていて、それ以外の曜日は幼稚園での給食だった。 これはこの幼稚園の方針で、小学校に入れば否が応... 2019.04.22 回顧録父子家庭
回顧録 幼い子供らは辛い現実に堪えながら、僕を気遣ってくれていた。 母親が出て行っても、何も変わらない長男に不安を感じる。 長男の幹は、離婚した当時は幼稚園年少さんでした。たぶんこの年齢の子供なら母親べったりで、突然母親がいなくなったりしたら、泣きじゃくったりするんじゃないかと思うけれど、この子は全く違っ... 2019.04.20 回顧録父子家庭
回顧録 小学校のPTAの役員をどうにかして逃れる方法はないのだろうか。 小学生の子を持つ親にはPTA活動というものが付きまとう。 最近はPTA自体をなくす小学校も出てきているとかニュースで聞いたことがあるが、父子家庭のお父さん方は、どんな風にPTA活動に参加されているかな? 長女が入学するときは、まだ父... 2019.04.20 回顧録父子家庭