ひでじ典 第四弾です。
ひでじ典の第四巻となります。
第三巻では、

【明日は明日の風邪を引く】
【急がば舞われ】
を収録しております。
このひでじ典で諺が身近なものになれば幸いです。

ただのおやじギャグと思わないで下さい。
【二階から目の薬】
読み:にかいからめのくすり
意味:意図せず、偶然に思いがけない素敵な光景にお目に掛かれること。努力もせずに、思いのほかいい状況に展開すること。ラッキーなことのたとえ。
ぼんやり外を眺めながら煙草を吹かす僕。
ふと、お向かいの家に目を向けると、大きくカーテンが開いる。
「無用心だな」
そう思いながら、その窓の奥に目を凝らすと、なんと若い女性の着替え姿が目に飛び込んできだ。
もしも、そんなシチュエーションがあったとしたら、男なら誰でも、間違いなく凝視してしまうだろう。
目の保養。まさに二階から目の薬だ。
意味:二階にいる人が階下にいる人の目に目薬をさそうとしても、あまりにも遠すぎて的中しないことから、物事が自分の思うようにいかず、もどかしい様子をいう。回りくどくてあまり効果が得られないことのたとえ。

勉強しなかったのにいい点数が取れた時などに、
「二階から目の薬」
とかよく使うよね。

絶対使わねーよ。
【古着を重ね新し気に着る】

読み:ふるぎをかさねあらたしげにきる
意味:流行らなくなった物でも、使い方によっては、まだまだ利用できること。価値のなくなったと思うものでも、視点や使い方を変えることで 新たな価値が生まれるかも知れないということ。
リサイクル。
着古した服。
捨ててしまうのは簡単だけど、
貧乏性な僕はついついタンスの肥やしにしてしまうことが多い。
でもね、
古着でも重ね着したりして着こなすと、
これが意外と新しげに見えたりすることも少なくない。
これは古着だけじゃなく、全てのことにおいても言えるのかも知れない。
人間も然り。
価値の薄れた存在だとしても、
まだまだ、
誰かの力になったり、
何かの役に立ったり、
僕もそうだといいな。
基となる諺
【故きを温ねて新しきを知る】
読み:ふるきをたずねあたらしきをしる
意味:孔子が師となるべき者の資格として述べた言葉で、昔のことを学ぶことによって、そこから新しい知識や道理を得ることができるという教え。過去の事象を研究して、現在の問題に対処すること。 温故知新。
【類義語】来を知らんと欲する者は往を察す/He that would know what shall be must consider what has been.(将来のことを知りたいのなら、過去の経緯を考えねばならない)

君の考えは少し古いけど、
「古着を重ね新し気に着る」
って感じだね。
とか、よく使いますね。

いーや、
使わねーだろ。
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