たぶん病んでるのかも知れないな。
毎日が、こんなにもつまらないと思えてしまうなんて。
「あなたが空しく生きた今日は、
昨日死んでいった者があれほど生きたいと願った明日」
韓国の小説「カシコギ」に出てくる言葉だ。
僕も明日死んでしまうことがわかっているのなら、「つまらない毎日」なんて言わず、「つまらない時間」なんて考えずに、今日のこの一日を必死に過ごしたのだろうか。
朝起きて、
仕事に行って、
家に帰って、
料理して、
食べて、
風呂に入って、
寝て、
繰り返される毎日。
もちろん、
職場で冗談を言い合って笑うこともある。
仕事が上手くいけば、にやりとほくそ笑むこともある。
飲みに出て同僚と美味しい酒を飲むこともある。
でもどうしても心の底から笑うことができない。
楽しいと思うことができない。
心の中にもう一人の僕がいて、そいつは楽しそうなふりをして作り笑いする僕を冷めた目で眺めている。
そういえば今日は僕の何回目かの誕生日だったっけ。
誰にも知られず、誰からも声を掛けられることもなく、静かに年を重ねていく。

本当につまらない一日だ。
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