【特別な枕】
人間の一日のうちの1/3は睡眠の時間。
心地好い睡眠、心地好い眠りにはそのの人にあった寝具が欠かせないもので、
特に「枕」はその寝心地の良し悪しで、
その人の睡眠を左右するほど重要なアイテムだと言えよう。
枕によって人は眠れぬ夜を過ごし、また深い眠りに落ちる。
今回は、「特別な枕」と題して不眠症と安眠の理由を恋愛小説風に表現してみたいと思います。
特別な枕【不眠の理由を恋愛小説風に表現してみる】
君の部屋に置いてあった枕はとても寝心地よかった。
同じ枕が欲しくて、
僕は君の部屋にあった枕と同じものを探した。
寝具屋さん、
家具屋さん、
ホームセンター、
枕を扱っている色んな店舗を回ってみたけど、
君の部屋にあった枕と同じ枕は、
何処にもなかった。
だから、
君と別れた僕は、
いまでも睡眠不足に悩まされている。
どうやら今夜も眠れない。
特別な枕【安眠の理由を恋愛小説風に表現してみる】
あなたの腕枕ほど、
心地好い場所はなかった。
でも、
あなたの腕枕ほど、
ドキドキして寝付けない場所はなかった。
そしてあなた以外の人で、
あなた以上の心地好さを与えてくれる人はどこにもいなかった。
だから、
あなたと別れたわたしは、
ドキドキした胸の高まりを覚えることもなく、
今夜も、
居心地の悪い場所で安眠できている。
片や不眠、片や安眠、失ったものは同じでも結果は違う。
失ったものは両者とも「特別な枕」
それでも、片や不眠に陥り、片や安眠を手に入れる。
何か大切なものを失ったときに、
あなたは不眠に陥りますか?
それとも、
安眠を手に入れますか?
僕は、
ずっと不眠症ですよ。
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