100万回生きたねこ

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100万回生きたねこ

 

僕がこの絵本に出会ったのは、もう20年以上も前になると思う。
まだ社会人になりたての若い青年だった時期だ。

お酒が好きだった僕は、何軒かの行きつけの店があって、この絵本は、その行きつけのショットバーのカウンターの片隅のブックスタンドに数冊の本と一緒に置いてあった。
普段は絵本なんて開くこともなかったが、その日の僕は何気にその絵本を手に取った。

ジンベースのカクテルを飲みながら開いた絵本。
頁をめくる毎になぜか僕はその絵本に強く魅入られてしまった。

絵本は子供のものという概念が、どこかに飛んで行ってしまったような、そんな感じだった。

翌日、本屋へと出向いた僕は、その絵本「100万回生きたねこ」を買った。

それから僕は、この絵本だけじゃなく絵本そのものが好きになってしまったのだけれど、そのきっかけを作ったののは間違いなくこの絵本なのだ。

絵本は子供たちのために描かれているけれど、
きっとその絵本を子供たちに読み聴かせる大人のために描かれたものでもある。

 

 

そんな気持ちにさせる一冊。

「100万回生きたねこ」

この絵本は、20年余り経った今でも、僕の部屋の本棚の片隅に並んでいるんだ。

百万回生きたねこが最後に手に入れることができたのは、果たして何だったのだろうか。たぶん僕はまだ、彼が100万回生きた人生の最後で手に入れたものを、見つけることも、手に入れることは出来ていない。

そして、それが何なのかさえわかっていないと思うんだ。

 

 

だから僕は、あと99万9,999回生きなきゃいけないのかも知れない。

 

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