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子供が可愛くないと思うときがあるけれど、それは親として恥ずかしいことではない。

回顧録

トイレの神様という曲を聴いて、母親から聞いた言い伝えを思い出した。

皆さんは、「トイレの神様」という曲をご存知だろう。
アコースティックギターによる弾き語りスタイルの女性シンガーソングライター上村花菜の歌った曲だ。10年ほど前のヒット曲です。
この曲は、トイレにはきれいな女神さまがいるから、女神さまのように美しくなりたければ、トイレをいつもきれいにしておきなさい、というおばあちゃんからの言い伝えから生まれている。

彼女のおばあちゃんは、鹿児島県大島郡和泊町の出身。和泊町という町は鹿児島県と沖縄県の間に広がる大小の島々からなる奄美群島の沖永良部島にある町。その和泊町の地域には昔からトイレをきれいにしておくと美人になれるという言い伝えがあるらしい。

あの曲を聴いて、僕は長女の桜が生まれた時に、僕の母親が僕に話してくれたことを思い出した。
その頃は、何を言っているんだか、田舎に伝わるおかしな言い伝えなんじゃないの、くらいにしか聞いていなかった。
なんの根拠もない言い伝えを聞き流すように聞いていた僕だったけど、それが父子家庭になって子供らを育てていく上でどれだけ支えになっていただろう。

そして、「トイレの神様」という曲を聴いて、

 

似たようなトイレにまつわる言い伝えがあるんだな。

 

そう思った。

 

本当にトイレには、神様はいるのだろうか。

トイレに神様がいるという言い伝えは、他にもあって、
例えば、「トイレに唾を吐くと神様の顔にかかる」とか、「朝方のトイレには入るな」とか、「トイレをきれいにすると、美しい子が生まれる」などなど。

「子どもがトイレにはまったら、名前を変えろ」という言い伝えもあるようです。現在は水洗になっているので、トイレにはまることは、まずないことですが。
また、女性の守護神である便所神というものがあって、お産の神様といわれているそうです。

そんな言い伝えが数多くあるわけですから、トイレにはやはり神様がいらっしゃるのでしょう。

僕が母親から聞いた話しには、神様は出てきませんが、トイレをきれいにすることが、子供を育てるうえで大事なことだということを伝えている言い伝えでした。

「トイレ神話」といってもいいのかも知れません。

 

トイレに神様は存在する。

 

僕が母親から聞いたトイレをきれいにする言い伝え。

僕が母親から聞いた言い伝えは、「トイレをきれいにすると、美しい子が生まれる」という言い伝えに近い話しでした。

自分の子供を可愛くないと思ってしまったときは、
トイレが汚れているはずだから、すぐにトイレ掃除をしなさい

なにそれ?

って思うでしょ。

僕も桜が生れたときに、そんな話をきいたんだけれど、なにそれ?って思いました。

でもね、どんなに可愛い自分の子供らでも、時には無性に、可愛くないと思ったり、嫌いだと思ったり、憎らしいと思ったりするわけです。
特に父子家庭になって最初の頃は、家事育児に仕事と、ストレスは大きく跳ね上がりました。
子供らには僕しかいないと思って、必死に子供らと過ごしている中で、なぜか、ふとしたときに、子供らが可愛く思えなくなることが実際にあるのです。
無性に負の感情に包まれるように、子供らをどこぞに追いやってしまいたくなる瞬間が。

たぶん自分の精神的な疲れや肉体的な疲労がピークに達しているときだったり、ストレス過剰になっているときんだと思うけれど、本当に桜と幹が可愛いいと思えなくなる瞬間があったんです。

そんな時に、母親が僕に話した言い伝えを思い出していました。

子供を可愛くないと思ってしまったときは、
トイレが汚れているはずだから、すぐにトイレ掃除をしなさい

はっ

僕はそんなときはすぐにトイレに駆け込むわけです。
そしてトイレの隅から隅まで磨きまくるわけです。

トイレをピカピカにしちゃうわけです。

そうすると、不思議なことに、本当に不思議なことに、可愛くないなんて思っていた気持ちがすっとなくなり、子供らを愛おしくなっているんです。
トイレ掃除の直後に子供らを抱きしめていたので、子供らには嫌がられていましたが。

 

変な心の迷いを

トイレ掃除が吹き飛ばしてくれるのかも知れない。

 

子供を可愛くないと思うことがあってもいい。

いや、むしろ、そんな感情が沸き起こらない方がおかしいと思います。
どんなに子供を愛していても可愛がっていても、やはり、何かの瞬間に憎らしく思ったり、可愛くなくなったり、うっとおしく思ったり、そんな心の傾きがあるはずです。

それは、親として恥ずかしいことではない。人間として当たり前の感情の変化。

でもそんな時は、すぐにトイレに駆け込んでみて下さい。
きっと汚れているんです。
たとえ、一見きれいにみえるトイレでも、見えない汚れが付着しているんです。

子育ての中で、僕は何度もトイレに駆け込みました。
僕が母親から聞いた「トイレの神話」は、僕が桜と幹を育てる上で、大きな支えでした。

 

そういえば、
僕の母親はめっちゃトイレ掃除していたっけ。

 

僕のことが、
よほど可愛いくなかったらしい。

 

そんな、

なんの根拠もないただの言い伝えだけど、
ずっとずっと昔から、そうやって子育てする親を助けてきた「トイレの神話」の話でした。

仕事帰りの車の中で、カーラジオから流れる「トイレの神様」を聴いて、トイレ掃除に駆け込んでいた頃を思い出したので、記事にしてみました。

 

みなさんの家のトイレは、
汚れてませんか?

 

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